立ち上がれ縦型党のスクーターLIFE ☆EUROSCOOT.JP

ヤマハ縦型50ccエンジンとピアジオエンジンを中心にコアな情報を展開します

S-1GP 第2戦を終えて

さて、梅雨真っ只中になりますが、皆さんお元気しておりますか?

こんちにわ VG5SAです。

先週日曜日、S-1GP第2戦が、桶川スピードランド 関東ロードミニ選手権内で開催された訳ですが、桶川さんのご厚意により、S-1GP参加者の優先スペースを確保して頂いたお陰
で、大変気持ちの良いスタートとなりました。

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前日入りし、シリンダーヘッドのねじ山が吹っ飛び、急遽polini ebolutionのアルミセンターリブレーシングシリンダー(もっとも強固だと言われている類のメッキ処理されているとか)KITごと載せ換えたとこで、土曜日はタイムアップとなりましたので、不安は隠しきれませんが、横一列に並んだ同じクラスのライバルを横目に、ふつふつと湧き上がる闘志を押し殺しながら、準備を進めます。

今回S-1ビギナー、そしてプロクラスと出走台数が少ないので、練習走行、タイムアタック(決勝レースのグリッド決め)、そして決勝レースと、走り込むというペースではありませんが、一抹の不安を抱えた初めて使うシリンダーKITに火を入れて7分間の練習走行の為にコースに入ります。今回はミドルコースです。


火入れから、問答無用でトップスピードまで、持っていきます。これは気持ちいい!

S-1プロクラスのぬまっち選手からお借りしたままのイグニッションコイルの恩恵もあるのか、グイグイ走っていきます。

推奨スキッシュエリアが0.65mmと定められていましたが、KIT付属の3枚のベースガスケケットの一番薄い0.25mmを入れてもスキッシュエリアが0.85mmにしかなりません。

これは土曜日の話しですが、おかしいと。

液ガスでベースガスケットレスにすれば、推奨の0.65mmを確保出来る訳ですが、実はベースガスケットを抜きに液ガスのみで対応するという経験が未だありませんで、とりあえずは0.85mmのスキッシュで走らせてみた訳です。
それでもこの圧縮の高さです
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とにかく走り始めると、あまり冷静ではいられない方の部類に入る当方なので(楽しいと壊れる事とかどーでも良くなる)、なのですが、一応一瞬でぶっ壊すのはもったいないから冷静にいこうと、五感を研ぎ澄ませながら様子を伺う訳ですが、さして問題もなく、いい感じなんですよ。

MXS RACING シリンダーKITとまったく同じ47.6mmピストンで排気量も同じになりますが、このシリンダー、いいんですよね、なんだか感触が。

練習走行を終え、ラップタイマーに目をやると、MXSシリンダー搭載時よりコンマ5秒もタイムが上がっているのを目にした時は若干目を疑いました。

価格は縦型の空冷シリンダーKITの中では一番高価になりますが、まー値段に性能が比例するかはさておいて、いいシリンダー!

自分が思うには、MXSシリンダーはあの巨大な吸気ポートは、縦型のシリンダーの中では抜群の混合ガスを飲み込むであろうと思いますが、排気側のチャンバーの容量が少し足りなく糞ずまっているような気がしてなりません。

一方、今回のポリーニ エボリューションシリンダーKITは、元から装着されていた、ポリーニエボリューション2チャンバーとの相性がとても良いイメージ(もtっとも同じエボリューションシリーズですから、合わなきゃおかしい話しですが)シリンダー排気ポートのチャンバーフランジと交わる内径がほぼ段差がない状態もとても影響していると思われます。

とにかくぶっつけ本番のシリンダーがここまで快調だとは自分もこの状況を終始生暖かい目で見守ってくれていたライバルの方々も良かったね!って言ってくれます。

こーゆーシチュエーションはたいがい問題起きるんですけどね~  ほんとに奇跡に近いです


2本目のタイムアタックでは、プロクラスの迫力のあるサウンドが近づくにつれ、邪魔しない様に気を配りながらも、試行錯誤しながら好タイムが出るように走りきって
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15台出走中10番の微妙なグリッドをキープ!

でもいいんですよ、空冷70ccなんて自分だけですから!

ヤマハ 縦型50ccベースのエンジンで戦ってるの、自分だけですから!!

タイムアタックから決勝レースまで3時間近く時間を持て余すことになったので、寝たり軽く食ったりして、コンディションを整えます。

そしていざ決勝レース!!

自分のバイクだってゼロ発進で前回にしたらフロント浮くくらいの力強さはあるはずなのに、赤子の手を捻るくらいに周りはロケットスタートを決め込みながら次々と自分を抜かしていきます!悔しい!!

今回は久しぶりにオンボード映像を作ってみました

まずスタートから目の前を走るのはモトクエスト社長さん。シングルカムのシグで排気量161cc!!
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社長さんよりも先に走り始めたあとに、前方で2台のスクーターがバトルを展開しています。V125改 175ccと、ピアジオDNA 209ccです。
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DNAがV125の前を走り去った後は、自分はV125を抜かそうと翻弄しますが、そろそろイン指すぞ!って思ったとこでチェッカー(笑)

結果はこちら
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トータルでは予選とかわらず10位

S-1ビギナーの中では3位となりました!!


動画的には、自分的にはチェッカー後の余韻にしたるシーンを音楽と共にお楽しみ頂ければ幸いです。

ええ いつもどおり

暑苦しいだけですが←


また、レース終了後はイタリアのスクーター事情に、きっと日本で一番精通している 2FAST BWSのカトキチさんに、面白いお話しをたんまり聞く事が出来、レースも楽しいですが、余談がもっと楽しい!ってゆー展開です(笑)


そんなこんなで、今後の課題としては、オーバーレンジKITを使いこなすスキルを身に付ける。センタースプリングを白から硬くしてみる。点火時期に真剣にとり組んで、実践してみる。足周り構成をオーバーホール、再セッティング。Fのまったく効かないブレーキ周りに巨額の投資を慣行。と話題盛りだくさんでお届けしたいです。

だいぶマネーがすっ飛びそうなので、しばらく黙って働きます!!

そしていつかテッペンに立てた時の写真写り対策をして、

目指せ 体重67キロ台!!!(現在73.5キロ)

えっとこれでも今年頭にまっくす80キロの大台入っていたので、少しはほっそりしてきたんですけど、まだゆーてもデブなんで、表彰台まってろよ!って事で、痩せます。

すべては縦で勝つために

まー見てて下さいよ  

やってやりますから

立ち上がれ 縦型党


そうそれは、あなたの心に縦型を愛する気持ちがあれば、あなたは縦型党なのである

おしまい