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全バラな運命


VG5SAです。

昨日今日は、つかの間のホリデー、気になってしょうがなかった例のBWSに着手してみます。

前回もお伝えしておりましたが、ネックとなる箇所はステムシャフトのガタと、バックしない原因。

また、引っぺがしておりませんで、今日この日を待ち望んだよと、天候も安定しております本日、観察してみます。

正直もう少しキレイなフレームを期待しておりましたが、そこそこですね
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ハーネスを抑えるタイラップはメーカーの仕業ではありませんね。

さっそくいんなーチューブの錆が目に止まりますが、磨けばなんとかなる?フォークオイルの漏れはありませんが、ダストシールもオイルシールも交換時期ですね。
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そしてステムシャフトのガタも確かめる為、不要なカウル類もすべて引っぺがします。
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この状態で一度火入れをして、エンジン止めてしばらくシート下からモクモクと煙が立ち上り始めました!!!

えなに?って


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煙の原因はこれ。このケーブルがリークしていたようで、皮膜を燃やし、火事寸前の状況でした。

このタイミングで煙が出たからまだ良かったものの、これが倉庫に入れている時に自然発火したり、トランポの中でと想像したら、怖すぎますね。

とにかくこのタイミングで良かったです。


そして、実は今回の買い物で一番気になっているのがステムシャフトのガタ。フレーム側を見る限りダメージ痕はありませんでしたので、ステムシャフトのナットを締めてクローズドコースにて試走します
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結果 ただのシャフトのナットの緩みで、フォーク問題なし!フレーム問題なし!
とりわけ事故でどこかがひん曲がっているような車体ではありませんでしたので、一安心です。こんな見た目の割には、ブレーキ周りは自分の整備している車体バリに、リリースも良く効いていて、凄く調子いいんですよね~。高評価です。



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試走にてエンジンフィールはとても良いです。でも前には進むがバックしないのはなんでしょーって、ケースカバー開けてみましょう


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規定より締め付けトルクが強い感じでした。まずはセカンダリープーリー周りを点検しましょうって、ナット外そうとしたらものすげー堅い!インパクトで高トルクで締めたかな?


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無事ナットを取り外し、クラッチアウターを外すと一個のスプリングがぽろり







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バックしない原因はこれでした~ クラッチスプリングが一個クラッシュして、開ききったままのクラッチクラッチアウターに接触しっぱなしで悪さをしていたようです

クラッチを外して後輪を回せば快調に回ります。

でもこのクラッチ
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変なシューです。3枚ともこれ。




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使う使わないは別にして、MALOSSIの白クラッチスプリング入れて対応。





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プライマリープーリーと言う名のプーリーも見てみます。
・・・これは、YAMAHA純正のウエイトローラーではありませんね?



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レオビンチ製のチャンバーに付属されている3.7gと4.2gの玉だと思うのですが、チャンバーでも装着されていた時期があるのかもしれませんね~




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とりあえず駆動も見たので組み込んで試走。問題なし。思いの他普通に走る車体であり自分の中では高評価の部類に入ります。不要なパーツはすべてヤフオクに放出しております。しかしこの車体、どうしようかと。


と言っても、もうBWSだけで3台持ちですし、4台あっても仕方ないので、すべてバラして、ストックして置きたいパーツを除いて、放出ですね。

この車体ならば、プラス5万円で外装新品。さらに見栄えの悪い箇所の交換、リペアに3万円。やはりキレイに乗りたいのならば、元から10万円くらいの程度の良い中古車の購入をお勧めしますね。結局この類のオンボロ車体を買っても、よっぽど自分みたいな情熱がない限り、時間も金も掛かりますので、普通の人なら投げちゃいますよね~

という事で、この車体は全バラの方向で、永眠させようとおもっております。

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自分がかなり気に入っている純正ユーロテールも地味にワレがあったりして残念なんですよね~ うーむもったいない!


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メーターはキレイですよね 

という事で、オクに色々流しますので、要チェック宜しくお願い致します~