流速を考える
VWがえらいこっちゃになっていますね
自分は車はVWが好きなので、本当に残念です
何が残念かって、やはりブランドイメージが著しく損なわれるということ
またグループ各社への途方もない損害の波及
何がどう転がるかなんて、誰にもわからないんですよね
ええ 俺がスクミ直前でぶっ壊したSR50Rのように・・・
本当にいい車なんですけどね~
9月も残すところ僅かとなりますが、全国に散らばるスクーターファンの皆様如何お過ごしですか
こんばんわ 今日で楽しかったネオニート卒業なVG5SAです
ラストネオニート侍らしく、今日は時間を見計らって、テストコースへ向かいます
持って行った車体はもちろん レーサーBWSです
先日のS-1GP 第四戦 イン 茂原 より初めてのバラしになりますが一度走らせてみます
アクセルONと同時にライトウエイトな車体からは想像もつかないようなトルクを発生し、それこそラフにアクセルを煽ろうのもなら、よしんばバックドロップさえ脳裏に過ぎる程のスタートダッシュをし、グイグイとどこまでも伸びる・・・
また、どこの回転域からでもモーターのように、開けた瞬間ちゃんとレスポンスがついてきてくれる・・・
一見簡単に見えるスクーターチューニングですが、スクーターはいろんなバランスがすべて合致しないと、決して気持ちよくは走れないですよね?
自分は独学でここまできたようなもので、それこそ手探りで今に至るようなものです
やっとここまできた やっとここまで持ってこれた と
いつも感慨深い気持ちになるのです・・・
それでも勝てない!!(笑)
S-1GPの参戦車輌はどこれこれもみんな速い!!!!
目下眼前にいるライバルだけでも倒したい そう思って当然です
死なば諸共 いや違うな
確かに4ストで150ccを越えるシングルカムと互角に張り合おうって言ってるんですから、なかなか手強いのです
しかしながら こちとら 乾燥重量80キロを切る車体に
それを生かしたクイックなコーナリング性能を発揮出来るはずなのです!!!(なんかスペオタみたいでキモクネ?)
俺の中であと、二押しあれば、もう少しだけマシになれると
もう一押しじゃなくてもう二押しってのが、ちょっと欲張っちゃってる話しなんですけどね~
ということで、経験を決して無駄にしないという前向きな姿勢で、チームファクトリーのシリンダーと、チャンバーのフランジの接合部を、ずっと手でなぞっていたんですよ
なぞればなぞるほど、排気ガスがここをどうやって通り抜けていくか、想像していくんですけどね
やはり、こういった細かな所が本当に大事なんだなって痛切に感じましたので、さっそくテストコースへ入った次第でありんす
ポリーニのエボリューション シリンダー 12ピンピストンです これすっごいトルクフルなシリンダー お勧めです
プラグは10番 いい焼け
シリンダーもキレイです
ピストンもキレイ 吹き抜けもない 精度の良い証拠ですね
かなり大きい排気ポートです ええ 縦型としてはですけどね
で、今回はこれ ガスケットとシリンダーを合わせるとこんなにも段差が生じています こりゃいかん
チャンバーのフランジにガスケットを合わせた絵 こちら側も段差が気になるので、処理してみます
不要な箇所をマッキーでマーキングして
加工します MALOSSIの技術者の魂が縦型のシリンダーに注入される瞬間です←
一方チャンバーのフランジ側もキレイにガスが流れていくイメージで加工
これで組み込み走行しました 感覚的な話しなので、乗り慣れている自分だからこそわかる境地かもしれませんが
いいフィールだ 悪くはなってない 寧ろ良くなったと言い切れる そんな感触
十二屋エンジニアリング制作のワンオフインテークマニホールドも最新型をシェイクダウン出来る準備も整いつつあります。これもとっても高性能なインテークマニホールド、最新型はタシナリ製の8枚羽リードバルブで徹底的に一次圧縮を稼ぎます
あとはフリクションロスの低減の徹底
恥ずかしながら、ベアリングにはまったく手付かずな状態です。
また、ギアにおいてもまったく手付かず。ここらへんも軽量化をはかりたいところ
という事で、まだまだ周回レースのYAMAHA縦型ロングケース50ccから70ccボアアップの仕様は進化し続けますので
変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します
EUROSCOOT.JP