SR50R in akigase
こちらさいたま市は、夕方から雨が降り始めました
週末まで、このような天気が続くようですよ
恵みの雨という人も居れば、雨で涙が流されていーじゃねーか という人もいるでしょう
こんばんわ ネオニートVG5SAです
今日は時間がありましたので、午前中に秋ヶ瀬に入りました
いまさらですが、秋ヶ瀬は半日走行3000円になります
最近の平日はカートとミニバイクで30分交代なので、スクーターもセッティングを含め比較的余裕を持って走行出来ると思います。お近くの方は是非。
今日は連休開けのせいなのか、ミニバイクは自分ともう一台のみ。
30分枠の秋ヶ瀬を悠々自適に走れます これはある意味贅沢な話しです
そんなこんなで2本目から脚のセットに重きを置き走ります。
現況フロントのバネレートが弱くて車重に負けるだけで沈み込む感じ。
搭載されているMALOSSI ランナー180cc用 F36R(と聞いている)は羽レートと減衰力の調整が簡単に効くようになっていまして
ディスク側のフォークにはバネレート調整
そしてその逆側には減衰力調整のダイヤルがあります
これで水温も60度~70度台をキープしているので、水周りは問題なさそうだな
と、三本目に調整していたフロントの足周りも自分の好きな感じに振れていき、さらに詰めようと思っていた1コーナーで一瞬エンジンに微振動が伝わりトルクが一瞬落ちます。
ん?なんだ?って、さっきガソリンが入れたばかりだしと、アクセルを緩めてエスケープゾーンへ入るが問題はなさそうなので、また走り出します。
するとあきらかにトルクが薄くなっているぞと
おかしいなんだ?ってあれピストンに何かトラブルでも起きたかな?ってゆーてる間に失速しストール
エスケープゾーンで恐る恐るキックを降ろすと圧縮かなり落ちてる
あー終わった
って、トランポにマシンを積み、夕方かた予定している床屋に間にあうようにダッシュでJRコンテナの中でエンジンを降ろします。
二度も降ろしていればもう慣れたもので20分掛からずに降ろし
せめてピストンだけの損傷でシリンダーは無事でいて!と藁にもすがる思いでヘッド外してみたら
ヤバイなんだこれって
何か硬いものが、欠片が中で遊んじゃったんだ って
頼むからお願いだからシリンダーだけは無事でいてくれ!ってシリンダー外したら排気ポート側はキレイ 頼む!って主掃気側みたら
・・・終わった すべてが終わった
という事で井上ボーリング電話してみたりもしましたが、簡単に再メッキははやり出来ないようで
また、同等のシリンダーを購入してもどんなに安く買っても13ピンのピストンとシリンダーKITで10万は切らない事もわかり
そんなこんなで、皆さんにお見せしたかったSR50Rは、スクミに持っていくのは絶望的となってしまいました~ 期待していた皆様ごめんなさい
何を食ったのかまだ正体が掴めません。PWKもフィルターが付いてますし、何かを外から吸い込む事はないはずなのです。ピストンリングもピストンピンのクリップもニードルベアリングも無事。
クランクシャフトは13ピンという特殊なサイズで、通常市販されているボアアップKITは12ピンなので、この13ピン仕様のピストンだけ直すならいつも別途で買わなくてはいけない事になるんですが、この13ピンのピストンもバカ高。シリンダーKITももちろん高い。物凄い高い。
でも、高い値段出して70ccの最高潮目指しても、今戦っているシーンには排気区分なんてありやしませんし、ビックボアの方がよっぽど安くて速くなるわけです。
なんでこのエンジンが凄いか!ってゆーならば、「70ccなのに、こんなに速い!」ってゆーインパクトがすべてのエンジンな訳です。
そもそもSR50Rという車体自体には実際思い入れがまったくなく、それこそやるならZIPでやりたい!と思ってる自分もいたり、そんな大金ピアジオにつぎ込むくらいなら、ミナレリもっとやるよ!って気持ちもあります。
お分かりの通り、このSR50R、足回り、ブレーキ周りだけで、そうとうなお金が掛かっています。
ブレンボの鍛造キャリパーにブレンボのラジアルマスター、オーバーレーシングの鍛造ホイールも3AAに入るなと。F36Rもインナーチューブ30φならば、3AAに付くかと。エンジンはストックしておこうとか 妄想が現実になってきました
たぶんね これ
解体します
さようなら SR50R
終←ほんとか?