拘りこそ美学
今日は十二屋エンヂニアリング代表が新しく製作中の3AA BW`Sを持ってきて「ちょっと乗ってみて調子をみてくれないか?」と来訪しました。
という事で、知っている方も多いかも知れませんが、まだ十二屋氏のマシンを見た事のない人の為にいつもの撮影ポイントでシュートしてきました~
ということでご紹介!
これぞ十二屋エンヂジアリング氏の得意とする「今までまったくなかったかっこよくて速そうなエンジンの制作」そう、このエンジンよーく見てください。なんだか見た事あるような腰上載ってますね?
仕上げ前のやっと火が入った矢先のマシンなので、細かい突っ込みはなしね♪
腰下は3AA、腰上にホンダ CR80の水冷シリンダーを載せてます。ピストン47mm×クランクは3WFのロングクランク 47.6mmで排気量82.5cc
キャブレターは京浜PWK33
インテークマニホールドも、いちからの制作。12インチシリーズ用のインマニに比べ、大型キャブレターを装着する為、少し長さがあります
チャンバーはCR80その形状からヒントを得たとの事で、ほぼ同寸でワンオフ制作。特筆すべきはその取りまわし。通常のチャンバーはセンタースタンドのシャフトの外を通りますが、右バンク角確保の為、ツライチでセンターから取りまわしをしています。サイレンサーは本物のJHAサイレンサー これはもちろんホンダの腰上を使っていることや、NSR250を過去に所有していた十二屋氏のHONDAへ対するオマージュであるかと(俺の言葉で言えばシャレが効いてていいね!って話し!)
全水冷シリンダーにつき、ラジエターもYZ125用を二機掛け
水温センサーの受けはこんなとこに元からついているはずはなく、十二屋氏のオリジナル。しかもこれ ウエルド君でロウツケしたもの
ハイスロはトマゼリ製
タコと水温系
1989年の生産終了から今年で27年・・・
ヤマハ縦型バーチカルエンジンはとどまる事を決して失う事なく、新しい可能性に掛けた十二屋氏のような新鋭エンジニアが、挑戦を続けています。
キーワードはちゃんとバンクして、しっかり走れるスポーツスクーター。
そして更に言葉があるとするならば、共通するキーワードは「レーシングテイスト」
レースで走れる強い縦型スクーター。そんな熱い情熱がある仲間と話し、また更なる情熱が沸き立っております。
まだシェイクダウン間もないエンジンですが、気になるインプレッション!
かなり高回転型のチャンバー特性から11000rpmあたりから怒涛のトルク。14.64の最終減速比の純正ギヤ構成からはおおよそ考えずらい程の気持ちの良い伸びを見せ付けてくれまして、セッティング次第で化けそうな雰囲気ありありでした~!
今後のスケジュールとしては10月2日はサーキット秋ヶ瀬にて年に一回のお祭り、スクーターミーティング。東京から一番近い場所で開催される日本一コアなスクーターのお祭りです。もう一ヶ月切りましたが、皆さん準備してますかー?
まー俺は、前夜祭を一番楽しみにしているただの酒好きですがね。お酒で土曜から絡める縦型スクーターファンのお方、EUROSCOOTER好きなお方。是非いつも同じ場所でブース開いておりますので、御気軽に遊びにきて下さいね~!
10月1日 土曜10時くらいから前夜祭開始です!!!←
タープ持っててブース一緒に並べたい方、ご質問やご商談なお客様、御気軽に御連絡下さいね~ 平均年齢40歳中盤ですがw スクーターに関する情熱はそこらへんの10代よか熱いです 寝床だけ準備しとけば(車中泊?)なんとでもなりそうですよ~
これから10年
この先10年
死ぬまでスクーター乗ってたい!って人が俺は好き
そんな熱い人だけ前夜祭ご参加下さいませ~!差し入れ歓迎!
という事で、目下10月2日のスクミに向け、まい進中な!
立ち上がれ 縦型党
best regards