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MBK スタント復元 その2

天皇の退位と改元の期日について、メディアで取り沙汰されていますね。

平成という元号があとわずかで変わるのか・・・

・・・この先元号が変わって数十年経ったとき、「平成ってどんな年だったの?」って聞かれたら、貴方ならなんて答えると思いますか?


街も変わり流行も目まぐるしく変わり、日本の周りも物騒になってきております。

うかうかしてたら、出来ることも出来なくなってしまう・・・


という事で、今日はつかの間のホリデーですので、スタント始めます。

3AAが欧州でBW`Sの初期型として発売されたのが1996年(EUROSCOOT.JP調べ)その後2000年に完全に欧州での販売の為にきっと全てを標準に作られたであろう、そうそれがMBK STUNT(YAMAHA SLIDER)なのかと思い、内心ワクワクする気持ちで、バラしはじめます。なんせこのシリーズは未だに現行で発売されている訳ですから、楽しみ!

まずはストリップにするべくカウルから外します
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テールユニットのカプラー






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アンダーカウルもそんなに汚れてません






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綺麗なほう







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フレームのシャーシブラック吹きますので、OILタンクも外して洗浄しましょう






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ヘッドライト







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そしてアンダーカウルの4点のボルトを外そうとしたら、10mmじゃない→8mmでもない→覗いてみるとやたら小さい頭が見える・・・嘘だろ8mmより小さいソケットないやい!ってライコにダッシュして6mmと7mmのソケット買って、そしたら、なんと7mm!!





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YAMAHA縦型ロングケースなれど、フレームワークは全く3AAとは異なるもので、リヤのシート下のカウルをどうしてもシュッとスマートに収めたいからこの形になったのでしょうか。ガソリンタンクや、シートを開けた時のエンジンカバー?は整然とした印象でした。



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エンジンマウントも3AAとは全く異なる形状で、ブッシュは死んでましたので、ここも交換しましょう





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逆もしかり、ここを新品交換すれば、前に進もうとする瞬間のショックが緩和される





そして驚いたシリーズが
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マフラーのマウント止めのボルトがトルクスになっている点。おおよそ盗難対策だと思いますが、必要?




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フレームも洗浄→塗装もそれほど手間の掛からない印象。







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カウルを全バラしてみることで、見えてきたことがちょっとありましたね~。天気予報が午後から雨だったので、ちゃっちゃと終了しましたが、その後全く雨降らず。

しかしフレーム塗装は湿度の低いタイミングを狙いたいので今日は良しとします。

次は、フレーム洗浄→エンジン脱着→フレーム錆止め塗装→エンジン洗浄を1日でクリアしたいと思っております。


いまや程度の良いスタントもあまり見受けませんので、ノーマルルックで正統派に行きたい反面、前後13インチホイールだったり、いっそのこと周回レース用の12インチも面白いかな~って思ってます。フレームが3AAに比べて明らかに頑丈そうなので、レースユースに持ってっても面白そうです。第一スタント周回レースに使ってる人いないし、カウルに転んでもいいようにプロテクターが装着されておりますので、ここを上手いこと利用するのも面白そうです。

今日はスタントのカウル、特に樹脂が粉吹いてるものは全て廃棄しましたので、もう引き返せません そうそして引き返すつもりも毛頭ないのです。


それにしてもMBK STUNT(YAMAHA SLIDER)は、3AAに比べ確実に進化の過程を進んでいると今日触って思いましたね(エンジンはまだ見てない)。イグニッションコイルの取り回し、ガソリンタンク、OILタンクなど非常に合理的な取り回しだと思いました。


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