立ち上がれ縦型党のスクーターLIFE ☆EUROSCOOT.JP

ヤマハ縦型50ccエンジンとピアジオエンジンを中心にコアな情報を展開します

1989年製  YAMAHA BW`S 3AA の新しい提案


今日はホリデーなので、ストリート10インチBWS、バチッと進めてみました。

イメージ 1

リヤブレーキレバーがひしゃげていますので交換します。グリップはこないだ交換しました。車で言えばハンドルに相当する箇所。男の作業場は的確なタッチが求められる。信頼出来るグリップを。手が大きくないので細めで。
ワイヤーロックでレーシーテイストに。バーエンドは車体のオールペンの配色が決まり次第、装着しようと思っています。




イメージ 2
3AAパーツがこんな今っぽい梱包で来ると、なんだか新鮮。






イメージ 3
レバー交換しました。グリスアップします。ワイヤーもしっかりと注油しているので、キレのいいタッチです。ウィリーする時にとても大事。





イメージ 4
S6 R/T 285mmショック入れます。恐らく日本で初装着。やはりノーマルのエアクリーナーに干渉します。ノーマルがかなりツラで収まっているので、少しでも太いと干渉しちゃいますね・・・。本当はノーマルエアクリーナーを使おうと思っていましたが、急遽予定変更します。







イメージ 5
デロルト PHVB22 装着しました。このキャブはデイトナ取り扱いモデルではなく本国仕様の物になります。一度まったく同じキャブセットでデイトナ物に交換してみたら、まったくセットが変わりました。内部の形状も違うので、別もののキャブなんだなと判断。私は本国モノを愛用しています。

直ッキャブだと、せっかくのショックがガスでギットギトになってしますので、ラムエアーか、ドップラーか、マロッシ辺りのフィルター入れようと思いますが、在庫なし。





イメージ 6

リードバルブはノーマルからポリーニ製へ変更。板はマロッシの0.35mm。









イメージ 7
チャンバーはこれ。当初スポーツマフラーも視野にありましたが、結局チャンバーです。ジャネリのショットV2.新作のチャンバーです。日本でも評価が非常に高かったチャンバーの後継モデルになります。E-PASS入っていますがもちろん取り外しています。




イメージ 8
3AAのバーがどうもひ弱な印象で好かないので、EU版のバーに変更します。こちらTNT製社外品になりますが、ディメンションはEUYAMAHA純正とほぼ同寸になります。とりあえず手前の2本のボルトのフレームにドンする部分が狭く、サンダーで少しさらいました。のちにマットブラックにする予定です。





イメージ 9
全体的に腰が高くなりました。センタースタンドが浮いています。これでほんの気持ちケツが上がっている感じ。レースでもほぼこの高さで走っていますが、まったく問題ありません。ウィリーも問題なし。




イメージ 10
ピアジオケース用では以前からこの形状でリリースされていましたが、ミナレリ用ではリリースされたばかりです。ずっと欲しかった。かっこいい。
各箇所のワイヤーロックも進めて行きたいですね。
鈍く光るケースはカバー、腰下とも緩くポリッシュ加工してます。光らせすぎず通好みに。








イメージ 11
タイヤはpirelli SL60 120/90-10
 3AA本来のファット感をそこなうことなく、また公道でも比較的ロードノイズも少ないです。マルチパーパスタイヤとして売りに出しています。そのスタイル。狙い通り。









イメージ 12
ジャネリのチャンバーは、周回レースでも使えそうなバンク角を確保しています。チャンバーはやはり新品がうっとりしますね。ポテンシャルが如何なものか、セッティングが楽しみです。










イメージ 13
ポリシーとしては、色は使いすぎない。走りや過激さを前面に出す。というよりも、機能性のパーツを装着したまでですが、最終的に機能美に辿り着ければなと。
また走りに必要のない装飾や、パーツも避ける。50ccベースの70ccボアアップ車輌ですが、ライトチューンの縦型80cc軽くぶち抜きます。だったら面白いと思いませんか?
自分も以前は80ccエンジン至上主義でしたが、今は50ccベースで十分(ちょっと強気に)ロングケースはホイールの選択肢も無限です。10インチ、12インチ、13インチとお好みで。











イメージ 14
この車体は最終型の3AA BW‘S アーバンスポーツになりますが、最終型といってもカウル等の装飾の変更程度なので、オール3AAはほとんど変わっていないと思われます。程度の良い3AAがあったら一生ものにしましょう。

1989年製の日本のまさに旧車とも言える50ccスクーターが、現在にユーロパーツをふんだんに奢り、フューチャーされた最たるモノであると。








イメージ 15車体は古いがあなどるなかれ。中身はバッチバッチのユーロパーツで武装した、ハイエンドといっちゃー言い過ぎなので、まーミドルエンドのそこそこ耐久性もある遊べる縦型スクーター。キャブのジェット交換も5分で済む整備性の良さは車に例えれば、KP61、AE86? そんな感じでしょうか? スタンダードですが、そのポテンシャルは作り手によって、豹変する。またかなりライトウエイトなので、本当に乗ってて楽しいです。








イメージ 16
ミラーはとりあえずありもので。ここらへんも小型なモノに変更予定です。3AAのハンドルにBOOSTERのマスターシリンダーを付けました。このマスターは国内のマスターと形状近いものがあるはずです。形状が同じならば、このハンドル上カウルもキレイに納まります。現に自分は納めています。








イメージ 17

メーターもきれいにデジタル多機能ものをスマートに収めたいですね。ハンドルスイッチ(右)はBOOSTERのものを流用しました。


イメージ 18
シートは丸直で張り替えました。二個作ってレースで使っている方のひとつはパンチングメッシュとマットな黒のツートン。一方こちらは1枚のみの生地で作りましたがなんだか野暮ったい。最低2トンですね。
EU系宜しく刺繍でコンパクトに名前の国籍と血液型とか入れてみたいですね。一人称だと寂しいので、耐久レースをイメージして、ドイツのダチの名前でも入れようかな。
またその刺繍はイメージでいうと、特殊部隊のワッペンみたいな良く見ないとわからないような地味な感じで。本当は2トンの切り替えしの部分で、白のダブルステッチとか入れてみたいんですが、微妙そう。

あと大きな作業はオールペンです。やっとこ近所で素晴らしくセンスの良いSHOPを見つけてしまいました。時間がある時にさっそく相談に行ってみようと思います。

ショップはこちら 埼玉県川越市に所在する TM-Garageさん

ドストライクもいい所で、かなりセンスがいいです。超楽しみ!←



イメージ 19
目指す所は、世界中で一番かっこいい3AA BWS。

上質な大人スタイルながらも、高出力のエンジン。

どこからでもフロントが浮くヤンチャ感。ファットタイヤでちょい外し。

コンセプトは、マルチパーパスオフローダー(シティオフローダー)ってトコでしょうかね^^