定期点検
縦型フリークの皆様、そしてスクーターを愛する全国に散らばるすべての愛すべき同志へ こんにちわ
あたりマエダのクラッカー宜しくさっそく自分ネタで恐縮ですが、こないだ街乗り13インチBWS乗った時に、若干吸気が不調な感じを出し始めていました。
症状としては、スローが詰まっているというか、たまに発進時アクセルを煽るとガボ付く状態。
気温もだいぶ暖かくなってきましたので、ガスが濃く出ているという感じもあり、またなんだか二次エア吸入の可能性も肌身で感じておりまして。
今日は定期点検も兼ねて、色々チェックしてみます。
このインシュは使用2年くらいでしょうか。もう交換時期ですね。でもギリギリ生きてます。まー思いっきり隙間開いているように見えますが、吸っていません。
調べると写真はないのですが、インシュに咥えるキャブのバンド部分と言いますか、若干斜めにキャブが入っていて、ちょうどそのつなぎ目から吹きッ返しを発見。
「ここがたまに出る不調の原因かと」断定。
そして、それでも自分の中ではかなりベストセッティングなこのPWK28ですが、ウィリーして遊んでいると、ちょうどキャブ右手のベント?からオーバーフローするようで、そりゃあ一瞬上げるくらいならそんな事にはならないでしょうが、一分以上棹立ちし続けていると、やっぱりここからガソリンがダダ漏れしているようで、ホイールもタイヤもガスでびしょびしょです。
このPWK28は油面はいじってないので、そんなに漏れる事もありませんでしたが、せっかくキレイにしているホイールやらがガスでどろっどろになるのは忍びないので、キャッチタンクを装着する事に(レーサーはもちろんやっています)
全部ホースの色が違う奇跡
よく速いTEAMが「速いバイクはバイクはキレイなんだよ」と仰っているのを耳にします。それはもちろん視覚効果もあるでしょうが、それよりもいつもキレイにしておくことで、マシンの不調和音をいち早く見つける手がかり探しの為でもあるのですよね。という事でいつもの如くキレイに洗浄。
AEROX50用 リヤホイールも洗浄してキレイに。
自分のはチャンバーに隠れてかっこいいホイールの形状が存分に発揮出来ない残念な仕様ですが、このホイールは傑作ホイールだと思ってます。むちゃくちゃかっこいいです(一週間後数本入荷予定 変換アダプターもあります。個別相談承ります)
そして、キャブの後は駆動系も久しぶりに開けます。去年の秋以来です。
ウエイトローラー鬼の片べりです。これではまともな変速などしやしません。なので交換。本当は6つ入っていますが、特に酷いのをピックアップしています。
さて久しぶりに駆動系のセッティングでも見つめ直そうかと、工具諸々一式をステップボードに積み込み、混みあう国道に入りました。
しかしながらなんだか違和感。そうそれはステップボードに積んだ5キロに満たない重量が、とても重く響くのです。
それはマシンの重量バランスが崩れたことにより、空の状態ともうまったくフィールが変わってしまう感覚。
これじゃダメ。スタート時、中間加速、キックダウン後の立ち上がり、そのすべてにおける絶妙なトルク感を、がっちりと体に染み込ませているはずなのに。たったこれだけで、すべてが狂うのですよ。
やっぱしいつものテストコースで静かにのんびりやらなきゃダメだなと。3度だけケースカバー開けてリセッティングしただけで、そうそう引き上げます。
帰りにゆで太郎で蕎麦喰った後に、今日から禁煙だ!と我慢していましたが耐えられずコンビにでタバコを買い。一服しながらステップボードにある荷物を恨めしく見る。
犯人はこいつです こいつが重くて、どーにもなりやしません
そんなんで、13インチBWSは今度トランポでテストコースいこう。
10インチBWSはデロルトPHVB22用のよさげなフィルターを今だ物色中。こっちも早く進めたいところです。
話は世界のスクーターシーンへと飛びますが、面白いニュースは沢山ありまして、イタリアのクリストフォリーニ社がミナレリホリゾンタル 12インチ JOG-RR用に12インチホイール作っちゃった!って話しとか
MT2.75 12インチ 重量1850g
フロントなんて、なんとダブルディスク仕様ときたもんだ
MT2.75 12インチ 重量1880g
まーここんちはミナレリ用の腰下最近作っちゃったり、勢いのある店
polini italian CupでもピアッジオのZIP SPがほとんどを占める中で、唯一JOGーRRで、ミナレリケースで戦っている、俺の中では超かっこいい要注目SHOP。縦型用に全水冷シリンダーKITだしているのもここんち。
とまあグダグダ書いていますが、お問い合わせ頂いている方、忘れておりませんので、今しばらくお待ちを!
ちゃんとがんばります!
それではごきげんよう
さあ飲もっと♪