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ヤマハ縦型50ccエンジンとピアジオエンジンを中心にコアな情報を展開します

MALOSSIケースにステップアップしたい貴方に贈りたい

お世話様です。

 

ドイツDHL便が未だ日本便の動きが悪いようで、DHL価格でUPSで送って頂いているものですから、発注から5日で入荷という、鬼の通関最速伝説をたたき出しております。

 

本日はSR50Rに載せるRC-ONEエンジンケースのギア周りの続きとなります。

 

先日もお伝えした通り、ピアジオケース(C-ONEやRC-ONEはミナレリマウントでもギア周りはピアジオになっております)のセカンダリーには2種類の軸のサイズのものがあって、RC-ONEは太い方の軸のセカンダリーが必要になったいたのが、前回までで、昨日諸々到着したものがありますので、ご説明しますね。

 

 

 

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丸印がセカンダリーの軸受けです。この軸受けに対応するギアでないと、MALOSSIケースには使うことが出来ず、また対応するギアにはこのギアケースカバーが必要なんですね。

 

 

 

表は変わらないですね。

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1枚目の写真を見ると、ケース自体は同じ金型で、軸受け箇所だけ広げて対応してるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

まーややこしい互換性のあるなしの話しをしておりますが、これね、ミナレリのケースには2種類もないんですね。ピアジオケースのギアが優れていると判断してなのか、MALOSSIはC-ONE、RC-ONEケースの基本骨格はピアジオをあてがった訳ですね~

 

ちなみにもっとややこしい話しは、今回運用するギアケースカバー(2514521)はMHRバージョンでフリクションロスを4%減らすことが出来、(2514603)の軸の細い方がMHRチームバージョンでフリクションロスを6%減となっていて、ん?って。

 

MHRよりMHRチームの方が、よりハイエンドなはずなのに、何ゆえにRC-ONEはMHRギアケースカバーを使わなくてはいけないのか。。思い出したのですが、はじめにケースカバーを仕入れた時に、このエビデンスを読んで、「6%の方がRC-ONEしようだろう」と、高をくくってみたものの、到着した時点で互換性が全く判らなくなって混乱していたんですね。

 

で、ここでこんなことに何故拘って書き込んでいるかというと、この4%と6%の差って、体感出来ると思いますか?

 

ってゆーのもですね、お問い合わせを頂くいろいろな質問の中に、「速くなりますか?」とか、「どれくらい変わりますか?」って良く聞かれるんですね。

 

よーするに、改造って細かいことの積み重ねと高いバランス力で、初めて体感出来るパワーを得ることが出来る訳ですよね。そこを端折って単純に「速くなりますか?」って聞かれたら、たまにこう答えるようにしています。

「速いスクーター乗りたいんだったら、V125でも乗った方が手っ取り早いですよ?w」って。

 

ということで今日の格言。

 

「千里の道も一歩から」

 

よーし次はギアの圧入じゃい~  

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