火入れまでの長い道のり
難しい!難しいんですよ!
ということで、昨日はあれから鼻息荒く隣町の巨大ファクトリーに伺いまして、届いたMALOSSIのセカンダリーとプライマリーを圧入しちゃう!
左から、プライマリー、セカンダリー、中空ファイナルシャフト
数回程度しか圧入やってない私が、わなわなしてると主君のSくんが、熟練のテクニックでいれてもらって、いつもありがとうございます!
この某巨大ファクトリーには、仕事で戦いを終えた男達の憩いの場となっている様相で、いつも明るい笑顔が絶えない素敵な空間。そしてなにより、集まってる人々はみんな乗り物大好き。
初見のUさんとも色々お話ししたり(なんと個人所有のリエッセ!)
なにより久しぶりに心が躍った乗り物がこれ。ミツオカのMC-1。これをSくんがフルレストアしたものなんですが、もう乗り心地やサイズ感とか最高。バックもするんだよ?
ライト周りもメーター周りもLED化できれい。ナイトドライブって感じで気持ちがいい訳ですよ。
思わず10分以上走らせて県南のギャラリーまで行っちゃって一人撮影会です。
そんな熱い夜を過ごしながら
今日は朝から、組み込みましょ!って、仮合わせしたあと、液ガス塗ってからダウエルピン入れようとしたら、1箇所だけ全く入らない!
ノギスで計測すると、ダウエルピンの誤差ではなく、ケース側・・・
いや~MALOSSIさん駄目だって~、やっぱり中華なんかで作っちゃ駄目なんだって。
と、強く感じましたね。あまり今まで目立って製品誤差を感じるメーカーではありませんでしたが、中華製って聞くだけで一気に不信感沸きますよね?まー型だけ中華で取って、切削はイタリアでってことは、工程上恐らくやらないでしょうから、丸投げしてるんじゃないんですかね?まー不信感ですわー
で、ケース側削るのも、この駐車場だと、セッティングむちゃくちゃ大変。いままで、ヌルイ倉庫でやってましたので、こーゆー環境のダウングレードはストレスですね。。なんとかして、自分の作業場兼倉庫確保したいです。
結局RC-ONEケース用にフル刷新しなくてはいけなかったギア周り。
RC-ONEバージョンはこちら
・1次 MALOSSI 679080 14/39(2.78)
・2次 MALOSSI 679966 13/48(3.69)
・最終減速比 10.25
でもこれまた気になるのが、ガスケットないんですよ?なんで?って
そして、ほどなくダウエルピンもはまり、ギアケースカバー組んでみたら、どうしてもプライマリーギアのガタが気になる。。セカンダリープーリーが入る側のシャフトです。あそこがどうしても気になる。
で、ノーマルケースがあるから、よくよく見比べてみたんです・・・
ノーマルもニードルベアリング入ってないんかーい!!!
もー訳わからない。でも調べたらアメリカで2016年にHEVOCの98ccをC-ONEに組み込んだバイク屋がブログ上げてるのみて、そしたらやっぱり同じ疑問を抱いていて、まーその人も「なんでここにベアリング入れないの?」って、MALOSSIにもSIPにも当時確認しても、要らないと言われたようで、結局計測して12×18×12のニードルベアリングがどんぴしゃで入ることを知り、入れて32馬力で遊んでるって話しなんですけど、大体それくらいしかこのネタないし、恐らくメーカーが必要ないって言ってるし、カトキチさんにも相談したんですけどね、やっぱり2FAST コンプリートエンジンにも入ってないんですよ。おまけに上記写真でもお分かりのとおり、ノーマルにも入ってないんかーい!って、
でもそのニードルベアリングが日本で購入出来るので、とりあえず俺は入れてみたいんだって、モノタロウでポチして本日終了。
結局移植するぞって、純正ケースに組み込んであった、シリンダー以外のすべてのパーツを元の鞘に戻して(RC-ONEとほとんど互換性がないから)
13PINも入ってるし、せめて12PINクランクならクランクシャフト入りのエンジンケースでも需要があるだろうから売れるだろうけど、どーしよこのエンジン。シリンダーKITはもれなくMALOSSIのTEAMシリンダーしか使えません。もしくはMHRチームシリンダーKITに13PIN用のピストンだけ別途用意するかですね。
なんで、気分転換にチャリ濃いで大宮駅東口にある行って見たいサイクルショップどきどきしながら行ってみたお休みで、いつもの大宮氷川神社で参拝して気分落ち着かせてきましたよっと
でもなんとかRC-ONE 2FAST 70ccエンジンだけは火を入れたいので諦めずに頑張る。
EUROSCOOT.JP