立ち上がれ縦型党のスクーターLIFE ☆EUROSCOOT.JP

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街乗りBW‘S組み直ししてみた

今日は朝からテストコースへ入りました。

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AM6:40

今日は高回転域だけで発生するブビブビを、考えられる範囲でトラブルシュートしてみました。

■プラグキャップ正常
■ジェネレータ及びコネクター部、正常
■ウエイトローラー軽くしてみたり でもダメ
■キャブレターのセット変更 ダメ
■ジェネレーター側のクランクオイルシール、正常
■CDI 正常に見えた←

やはり、考えられるのは、プーリー側のオイルシール。。

最終的にもう一度組んで、シリコンのシールたらふく塗って、一晩寝かせて、ダメだったらケース交換!諦めます~(チャンプCXのケースが今日届きましたw)


そうそうにテストコースを後にし、街乗りの13インチBW`S修理します。

ピストン溶かした後のMHRシリンダーですが、勢いある感じで十二屋エンジニアリングさんに、ポート加工施してもらいました。


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弦長スタッド越えてます

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これを組んでテストしてみました~

う~む、やはりキャブレターも駆動もデフォのまま、ポンで組んでみましたが、結構セットも変わりましたね。MHR特有のどっかんな低速からのパワーはなくなりました。

これは圧縮も下がっているでしょうし、そうとう手直しが必要であろうと、駆動とキャブレター関係を街中走り回って、調整してみました。

玉は、だいぶ軽めにし(今の所トータルで4グラム減らした)、MJも2番手下げ、SJも一番手下げ(ここらへんは今日の猛暑の影響もある)、またやはり1万回転オーバーでの分離には限界があると感じ、とりあえずはレーサーで使用している40対1の混合ガスを分離なんですけど、保険でどっぷりタンクに注入します。

もちろんそれぞれの走行後にプラグを見るとかなりガスの不完全燃焼が目立つ感じでしたが、混合なら、怖いものがかなりなくなった感じです。

そもそも通勤でつかっている訳でもない街乗りですが、そろそろ街乗りも混合仕様で行こうと決意しました~ 混合の方が更なる高みを目指せる。

やはりここまでポート加工すると、キャブ、駆動構成も偉い変化させないといけないのだなと実感。やったら結構面白くなってきました~  



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こんな感じで所構わず駆動もキャブもどっぷり交換します


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最終的にはこんな感じに仕上げました。もちろんプラグだけではすべてを判断出来ませんが、濃すぎるくらいのオイル量のワリには良く燃えてるかなと。電極中心のプチプチは濃すぎるオイルが作ってると踏んでます・・・ どうなんでしょね~

でも、今使ってるデロルトのPHVB22(デイトナチャイ製ではなくイタリー製の方)。これ、キャブに角度が掛かってもずっと息切れしないでウイリー出来るし←、いいキャブだとは思っているのですが(チャイのPHVBとは同じセットでも全然違いますあれは別物)、どうしても下のセットが上手くいかないのですよ。

最終的に針に行き着く訳なのですが、今使ってるのがW25ってサイズで、一番太いのですよ。社外の針なんですけど、イマイチ信用ならんのですよね~ 後は針の調整に託されています。あと、PWKに比べると、やはりMJとSJがかなりオーバーラップされてる印象で、どっちか下げると別がかなり引きづられちゃうような印象なんですよね。

まあこれは私の体感なので、参考にはしないで下さいね~


この街乗りBWSは闇雲にパワーを求めるのではなく、遊べて楽しいスクーターにしたいので、バイクが空を向いて、息付きをしてしまうようでは、ナンセンスなんですよね~



という事で、2日間に渡り、スクーター強化月間と相成りました~

楽しすぎて、時間が足りません~


それでは皆様良い週末を!!