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2016 ストリートボンバーを 無事終えて

桶川スポーツランドより、無事帰還しております。

走り屋のサーキットでのお祭りとも言える「ストリートボンバー」今年も多くの走り屋で賑わっておりました。その数275台!

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朝のミーティングの図

桶川で275台とか、そうそうないですからね~ 本当に素晴らしいイベントだと思っています。





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午前中一本目の練習走行、初の6AAでの周回コースでして、感触確かめようと7周ほど走ったら、急に排気音がバリバリいったからすぐに火を止めて見てみると

イメージ 2ほんとかよ!? って正直思いまして、もー終わったって・・・

・・・あ そういえば・・・

桶スポから車で25分程走らさせた所には、G☆WORKSという腕のいいバイク屋さんがある事をすぐさま思い出し、社長のEさんならなんとか突貫で直して貰えるかもしれないとすぐさま連絡すると、朝930時にも関わらず「とりあえず見てみないと」って事だったので、すぐさまG☆WORKSさんへ



(ご来店前にお電話下さいとは公式HPより)


割れた箇所は少し溶接が甘かったようで、構造上どうしても負荷が掛かりやすいとか、色々あるみたいですが、Eさんはさくっと綺麗に直してくれて、本当に感謝しております。

困った時は、電話で相談してみては如何でしょうか~ 「青い初期型BW`Sの改造スクーター乗ってる人のブログで紹介されているのを見て!」と言って電話すればいいと思いますよ~ ちなみにこの溶接補強もなんと3000円!安い!!!桶川で不意のトラブルにも、もしも対処出来て復帰できたらこれほど素晴らしい事はありませんからね~!


溶接した上に補強プレートも追加してもらいました~ 本当はブッシュマウントもお願い出来ればと思いましたが、時間の制約上今回は断念しました
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で、G☆WORKSさんから桶川までざっと帰りで25分くらいですかね


帰ってきて次に走れるのは、いきなり模擬レース!
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スターティンググリットを探る面々 写真ツイッターより えすせぶん様より


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トレーナー着たら5馬力くらい上がりましたね いやマジな話し



色々準備も出来ずバタバタな中でも、勝ちに行きましたが、キャブのセットがまだ甘く、アクセルを不用意にコントロールするとどっかんどっかんきちゃって、てんでダメ

前に走ってるNSR80の若い子をどうしても抜かせなくて
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もうちょっとだったのに! といい歳した男がもがいてみる





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悔しい結果に



次は勝ち狙いにいきます



その後一本の練習走行では水周りも、補強を入れたチャンバー部分も問題はありませんでしたが、のちに諸々状況を説明していたオヨヨファクトリー様から、「今回走らせてみて出てきたネガティブな箇所はこちらで調整するので一度持ってきて下さい」と、ありがたい打診も受けましたので、水周りのエアー抜きの新設や、チャンバーの不具合箇所の構造変更など、アフターフォローもばっちりで、本当の感謝しております。


一方今回のイベントに来て頂いたヤフーブログを介して交流のあったkazzさんにも初にお目に掛かる事が出来たり、ブログ見てますと言ってくれた足立のチャンプ乗りの若者や、その他大勢の方にお声掛けや遊びに来て頂いて、本当に嬉しかったですね~

特に多かったのは走り屋関係というよりも、縦型関係のお客さんがほぼ大半を締めていたということ(笑)。まー自分が走り屋というよりも縦型を売りに出していますので、当然と言えば当然ですが、やはり着る前は「いい歳して、トレーナー着るの恥ずかしいなー」とか思っているのですが、一旦着て見ちゃうと「こちとらsince1990の26年続いてる看板じゃコラ」って、看板背負って走るのって、本当に楽しいですね~ いや本当に楽しいんですよ。一年に一度でもこういったお祭りで、昔のトレーナーとか引っ張り出して、遊んでみるってのも、面白いかもしれませんよ~。


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十二屋エンヂニアリング氏も初レース!初級クラスで奮闘9位!おめでとうございます!




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こういった走りするむちゃくちゃかっこいい昔の人もきております~




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チャーさん



イメージ 17むちゃくちゃかっこいいワンツーも来ています フォークに馬行ステッカーとかFET極東ステッカーとか、俺が高1の時見たバリマシのインパクトと変わらなすぎて、最高


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このウインカー!つっぱってんなー!って
全体的に硬派にまとめてるのに、こーゆーとこだけつっぱり(笑)
この絶妙なさじ加減が素晴らしい訳です








これからの話しは、ずっと表に出せてなかったお話しです。どうしても現実を直視する事が辛くて私自身も逃げていたのかもしれません・・・  今日この日に思いの丈を吐いてみようと思います・・・



去年のストボンで初顔合わせをした気分☆走会 二代目本領発揮のざきまる君のマシンと写真を撮りました(ざきまる君のお父様が乗ってこられました)。ざきまる君のお父様が初代のTEAMの方で、二代目の看板として息子さんがやりたい!と言ってスタートしたとざきまるくんから聞きました。もちろん初代のリーダーMくんにも話しを通し、気分☆走会の看板は、もちろん私の管轄化ですから、私にも話しがきて、それで、去年のストボンで、彼と初顔合わせをした訳です(TEAMの仲間と一緒に)。
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会の約束事は事前に伝えておりましたので、その初顔合わせでは具体的に「公道は危険が一杯だから絶対に飛ばすなよ」とか「バイクは本当に危険で意外とすぐに死んじゃうから全開で遊ぶならサーキットにしろよ」とか本人含め他のTEAM員にも重々それを伝えたつもりでいましたが、本当に残念な事に、不慮の事故でその日から2ヶ月後の7月末にざきまるくんは19歳という若さにして、命を絶ってしまいました。

本当に若くてこれから楽しい事がたくさん待っている、そんな後輩を失って本当に私自身も辛い思いでした。



・・・今年のストボンが近づくにつれ、私はざきまるくんが言っていた言葉を思い返すようになりました。



去年のストボンで挨拶にきたざきまるくんはPITブースでまったりしている私を「コース走っているの見にいきませんか!?」と私をコースへ連れて行き、コースで走っているTEAM員を紹介しながら、彼は目を輝かせながら私にこう言ったんです。

「気分☆走会は埼玉発祥ですから、桶川のストボンでは模擬レースのすべての表彰台のトップに気分☆走会のTEAMが乗ったらかっこいいですね!」って。

私はその時、「彼とだったらその夢も叶うかもしれない」と思ったんです。それくらい彼は輝いていました。

私に与えられた使命が一つ増えたとするならば、その夢、叶えてみたいな って


リーダーのざきまる君を去年失ったTEAMは、2代目TEAM員と初代との話し合いにより、二代目は去年夏に解散することとなりました。




私の時代も仲間がバイクで亡き人となったという事も、あります。


時代は繰り返されるなんて言葉がありますが、そんな辛い思いをこれ以上これからの人達に繋げていきたくなんかない。

かわいい後輩になったばかりだったざきまる君の死を決して無駄にしてはいけない。

彼の変わりに今私達が出来る事、それは彼が愛したバイクを思いっきり遊び倒す事だと、私はこう思っています。


またバイクを愛するすべての人が、怪我なくバイクライフを楽しむ事を心より願っております。


気分☆走会の看板当時背負っていたTEAMの復活、望んでいます。それはひとえに上記の望みを叶えたいから。



復活の際に気分☆走会を名乗りたいならば、今一度御連絡下さい。気分☆走会は面通しをしませんと入会出来ません。新規募集は今のところ行っておりません(情熱による)。若い世代との間にあまりにものジェネレーションギャップを感じるからです・・・













昨日は強風ととてつもないバイクの数で油まみれになったマシンを洗車しました
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汚れはいい運を呼んではきません。汚れを落として厄を払う



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速いマシンは美しくなくてはいけない  これからの課題ですね




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1993,11 走り屋バトルマガジンより 
19歳の時も現在もコメントにあまり変化がありませんね 三つ子の魂百まで よくいったものです




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1993.11 走り屋バトルマガジン 懐かしきフェリー埠頭日曜早朝のウィリー会場

このときは19歳になったばかりで、青海、フェリー、よーく言ってたな~ 本当に楽しかった


好きで情熱があって、思いが強ければ、それを見守ってくれる多くの仲間が増え、きっといつか形になっていくと、こう信じています。



縦型エンジンも最高の相棒として、一生物の付き合いが出来る体制、皆さんと一緒に作り上げていければ本望です。


ということで、


気分☆走会 RT星屑伝説 は 永遠に不滅です!


viva! 走り屋!