ベルギー クールセル市でのレセプションパーティーの話しとか
クールセル市ってこんなとこ
北海道より緯度が高く今回行った時期は向こうでサマータイムに当たる時期で、朝は6時半くらいから日が昇り、日の入りは21時過ぎといった所でいつまでも明るかった。
で、ふっと見るとおっとAEROX!
ニコラの店の裏手の通り。石畳で車が走るとうるさい。起伏がある道なのに、地元の車はこんな下り坂でも平気で80キロくらいで飛ばしてる。俺的には信じられない危ない。でもイタリアに行くと、イタリア人こんなもんじゃないですよ?ってキッシーさんから言われてビビッた。
新しいやつですね~ ちらほら街中でそこそこセットが出てそうな2スト50ccのサウンド聞けた時は嬉しかった。意外に音はいろんなトコで聞けましたが、拝むことが出来なかったなー
街は昔からずっと立て替えずに使っている日本でいう長屋な印象。こんな50年をゆうに越す建物が現存するってことは何より地震がない事だと思う。
急激に街の景観が変わる日本に比べて、変わらないだろう街並みが美しいよなって、ぽっと出た俺みたいなやつは一瞬思う訳ですが、紐解けば、やはりライフラインがまったく変化を遂げていないという事は、水が詰まったり、水力が甘かったりと色々弊害は出る訳ですよ だってこんなに古い街並みなのに、地面掘り起こした形跡がほとんどないって
シンクは詰まってて全然流れないし、コーヒーメーカーぶっ壊れてるし、まーよく海外であるトラブルですが、なんで外国って風呂の外に排水溝ないんでしょうね?
VESPAテストデイ 前日金曜日はVINSENTのニコラが日本から遠路はるばる来た日本のプロライダーであるキッシーさんが役所で挨拶があるからと、「じゃあVGさんは雑誌社のカメラマンって事で!」って軽いノリだったので、モトチャンプのカメラマンでも気取るかと意気揚々と向かった訳ですが
これまた古い建物で
中から外を望む
市のエンブレムかっこいいな!
待ち合わせから10分くらいして、クールセル市の女性の市長とそれぞれの部署の責任者と思しき面々が登場。
ベルギーのタスキしてる人ね!
写真上手の赤トレーナーはVINSENTのニコラ社長
完全にスチールマン気取ってバシバシ写真撮ってたら、みんなチラチラこっち見てる訳ですよ? したら「イチ!貴方も!」って俺まで歓迎されているようで、市長さんから、プレゼント頂いたりしちゃいまして。若干自分の指示された立ち位置から外れちゃって困惑しておりましたが、まーせっかくお出迎えして頂いている訳ですから、ありがたくその厚意、受け取りました。
なんでこんな展開になったかってゆーと、ひとえにニコラさんの街宣活動が上手で、うまいこと行政を巻き込んで、宣伝活動をしているな!って
キッシーさんとも後に話していたんですけど、「今度この街に来る時は、市川市とクールセル市の友好都市宣言出来そうですね? もう来年は日本とクールセルの親善大使ですね?キッシーさんは?」って二人で大笑いしてましたけど。
なんだかそれも来年くらいに叶うんじゃないかなって思っています。
とまあ、よくわからない展開になっておりますが、のちにシャルルロアからの地方新聞にも「日本からプロライダーが二人きた」って記事に掲載されていたりして、なんだか俺でいいんですか?って感じですが、レースをしているライダーで間違いはないので、まいっか!って
まーこの写真の俺は完全にキッシーさん追っかけてるライターくらいな勢いですけどね?(笑)だってそーゆーテイでやれってゆーから(笑)
この役所で面白いなって思ったのは16時くらいから役所の中で歓迎会が始まった訳ですが、シャンパンは空くは、つまみも豊富だわで、1H30くらいグダグダ盛り上っていまして、みんなそこそこ酔っ払ってて、なんだか国の差感じましたね~
という事でサーキット前の前夜祭レポートはこんな感じ。
日本から9000キロ離れた異国の地でも、まースクーター絡みで遊べるって、最高です。
今年9月はイタリアでMALOSSIトロフィー チームVINSENTからキッシーさん参加するんですが、これ親父に話したら、「かばん持ちでもいいから連れてって下さいって言ってみたらどう?」だって。大笑いしましたけど まあイタリアもついでにいってみてもいいですね~