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ヤマハ縦型50ccエンジンとピアジオエンジンを中心にコアな情報を展開します

3AA復元 その13



ブログでいつも楽しく拝見させて頂いております(ヤマハでは何人かいらっしゃいますよね)、「スクーター界の巨匠が織り成す業」、縦型系ではありませんが、とても手際よく短期間にまとめられている印象を受けます。素晴らしいと思います。

一方こちらVG5SAサイドの3AA復元は今回で13回目←どよーん

長いな~!って自分でも思いながらも納得行くまでお金を掛けず制作したい。その一新でやっております~




という事で、はっじまっるよー

3個くらい持ってた泥除けですが、「使う事もないだろう」と前に捨てちゃいまして、3AA復元におきまして、必要となりましたので、近所の元同僚の先輩から、お安く譲って貰いました。
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それにしてもなんで3AAのOILホースって、経年劣化で硬化するのはわかりますが、何ゆえにあんなに短くなっちゃうんでしょうね?ここだけは変えておきたくて、パーツを用意しました
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劣化した3AAオイルホースを外していざどれくらい縮んでるんだろ?って長さ測りましたら
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ん!なんじゃこれってな話しで、なんだろ、必要以上に長い・・・ オマケ?(笑)




ホースを外すのにオイルポンプのところへ辿り着くと、グリースBが偉いこっちゃになっています。グミみたいな感じです。まだマシですか?
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ホースはホースでこんな事あるの?ってずっと悩みながらも適当に切って装着します
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この後オイルポンプのギア部のグリースを洗浄し、新たにグリース注入します。OILホースはサービスマニュアル通りに、ホースにしっかりとオイル注入してエア抜きしております。って入ってもこれくらいのOIL切れでしかもノーマルエンジンですからこんな程度でめったやたらに焼き付いたりはしないと思われますが、大事に行きます。






さて、EUROルックと言えば、リヤハンドルバーマストでしょー!って事で、リヤハンドルバーも新たに新品に致します。このハンドルバー取り付けで難儀された方も多いとは思いますが、自分も難儀してます(笑)久しぶりにやって最後の最後でこのハンドルバーの取り付けの「コツ」を思い出しまして
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このど真ん中からフレームから出てるネジ山のトコにマウントしているハンドルバー側ステーが、出荷時はかなり寝ているので、ステーを「立てる様に」叩いて調整して見て下さい。それでも両サイドのハンドルバーのエンドがカウルに干渉したりそもそも入らなかったりするので、削る必要があります~ 結構難儀ですが、これホントに便利で、しかも3AAの純正のバーよりもずっと太く形状もかっこいいのでお勧めです~ 自分はブラックアウトしたい感じですが、メッキでもかっこいいです。どっちにしても加工にはサンダーなりリューターが必要です。





いきなりですが、有り物の中古カウルを付けてみまして
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でもこれ割れはありませんがボロボロで、塗装ベース用にストックしておりまして、四角い蓋もないですし、フロントスポイラーもありませんで、これを使うのはこの車体には勿体ない(もっとキレイなカウル付けましょうって意味で)と思っております。クランクケースカバーを社外のメッキカバーにしたりしてもかなり変貌しそうです。

ボロいですよね
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写真撮っている人が上手なので← 一見キレイに見えるリヤカウルも傷だらけで
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しかしリヤハンドルバーかっこいいですね~ 純正ステッカーも素敵 丸パクリじゃ芸がないので2017EUROエディションで作ってみましょうかね~←ほんとに?




ほいっ
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泥除けも丹精込めて炙りましてキレイになりました
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ん~ 3AAかっこいいですね~ ノーマルカウルに泥除けなんて王道メイクですね~



あとこいつです。ホイールと一緒に塗っちゃいました~なシールを
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ご用意致しまして
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交換しました~ ん~今度はホイールのヤレが目立ちます・・・
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凝視しなければわからない程、これから新品のカウルが付いてキレイになる予感ですが、でもこの錆やらは、やっぱり本音で言えば潰したい箇所ではありますが、ぐっと我慢しましょう。



締めるのにかなりの力を無駄に発揮しないといけなかったガソリンキャップのシールも交換します
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これ変えたらかなり締まりが軽く「きゅっと」した感じになり、ここも劣化するとこんなに渋くなるんですね~って感心しました~



後はグリップですね~
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ミラーのボルト穴もこのあと地味にタップ切りました


せっかく新たなるスタートを切る1988年製BW'S 3AAだってのに、こんなグリップじゃいけません。





グリップはこんなのがありますが
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貫通式なので、バーエンドを付けるともっとかっこよくなります
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でもヤマハJOG系のグリップって、本当に短いですよね?110mmでも長くないですか?実寸105mmくらいですか? このスクーター関係のグリップの選択肢の無さにいつも憤りを感じざるを得ません・・・




実は昨日はこの車体を譲るやも知れぬ殿方と初対面しまして、この車体についてあれやこれやと1時間半程お話しさせて頂いておりまして、なるべくメンテナンスフリーで長く乗れるマシン作りと、色気のあるフィニッシュで、かっこよくなればと二人で模索しながら制作しております。その殿方からお土産頂きまして恐縮です!
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ん!欧風銘菓! EUROSCOOTERファンとしては最高の響きで




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美味しく頂いております。Iさんありがとうございます~!


という事で、大体の調整は済みましたので、これからはBODY周りとなります。



暮れもへったくれも関係ないやい!と、引き続き3AA邁進していく所存で御座います。




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