EUROSCOOTERシーンを余すところなく見てみましょう - 立ち上がれ縦型党のスクーターLIFE ☆EUROSCOOT.JP

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さて、話しはスクーターです。

夏日の土曜日、やっぱりスクーターでしょう！と言う訳でして、本当は１０インチＢＷＳにＭＯＳＴのシリンダー入れようと思ってアサイチからおっぱじめまして

10インチにはＡＩＲＳＡＬのＴ６　７０ｃｃが装着されておりまして、ピストンのサークリップ外すのに、ピストン下に養生しないで外したら、案の定こんな時に限って、サークリップ飛びまして

終わった・・・　腰下入ってたらどーしようって捜索しておりましたら

これからはしっかりと養生して不測の事態に備えることを誓ったのでした

外したＡＩＲＳＡＬ　T6　ピストントップの焼けは良い。マニホールドはＭＡＬＯＳＳＩのＰＨＶＢ用に、カーボンリードバルブ入れてまして

ＭＯＳＴ入れる気満々でしたが、コレ入れてみることにします　メトラキットのSP3　一番ハイエンドなヤツです

メトラキット・・・。あまり日本では目にする事がないかも知れませんが、チャンバーも出しているスペインに現在拠点を置くメーカーのシリンダーＫＩＴです。

ピストンはフラッドヘッドでATHENAの刻印が入っていますが、どうやらMAHLE社製のようです。　メトラキット社は調べましたら2009年に経営破綻したようで、ATHENAグループの傘下になったようです。現在製造はスペインで行われているようです。

特殊コーティングが施されているピストンって謳ってます。見ても精度は良さそうです。クロムメッキピストンリングらしいです。

スカートの肉抜きもされていて

ん？　ちょっと当たりが雑？　まーコストは掛かってますよね　

各ポートもバリなどはまったくなく良好。ただ欲を言えば、各ポート出口の上面だけ綺麗に慣らしたいくらいで

ピストン、シリンダー、ガスケットもしっかりと下処理済ませておりますので準備万端です

メーカー推奨スキッシュエリアは0,7mm、付属でベースガスケットが５枚、ヘッドはOリングシールですが、ヘッドガスケットも３ｍｍ厚程度の物が１枚と調整幅があるのが、EUシーンのパーツの魅力かと思います。

特徴的なのはジェットポートで、ここは各社色んな理論があるようですね

腰下からの掃気入口が横に広めに取ってあるので、腰下の加工をすれば更に良さげです。ここの形状はMOSTもまったく同じでしたね～

ヘッドはまんまるフラット　攻めてる感じ

腰上組み込みまして、TOPパフォーマンスのスポーツマフラーで、以前までのAIRSALとの比較を簡単にしますと、低速域からのトルク段違いで、かなり楽しいスポーツマフラー＆ノーマルエアクリーナーのエンジンになりましたが、キャブセットが甘かったので、SJとエアスクリューで吹け上がりの更に吹け上がりの良いエンジンに

駆動系もウエイトローラーももっとシビアにセット出来る余地が残されておりますが、現状１０７ｍｍのノーマルクラッチ＆クラッチアウターの半クラでの滑りが気になっていましたので