立ち上がれ縦型党のスクーターLIFE ☆EUROSCOOT.JP

ヤマハ縦型50ccエンジンとピアジオエンジンを中心にコアな情報を展開します

MBKスタント 復元シリーズ

本日もスタント復元続けます。

 

 

 

 

 

 

まずは昨日発見した燃料計動かないやつ。燃料側から辿って見ましょうねと、したらこれ。ヒューマンエラー。

f:id:euroscoot:20190929161007j:plainカプラー挿して

 

 

気持ちよく燃料計動きます。

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で、よりあえず試走しました。これが何故か驚くほどパワー出てて調子良いです。

メーター読みでざっと75キロくらい出てる。なんでこんなにパワー出てるんだ?

 

 

長い時間走っていると、駆動のタレが出てる。そういえばまだこの車体、駆動ケース一度も割っていませんでしたので、帰っていざと駆動系見るとOIL漏れてる

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純正サスペンションのOILシール死亡です。まーバネだけでも走るから良し。でもサスペンション入れれば、それにこしたこたあないです。

 

 

 

 

駆動ケースも割ってみます。すべてのボルトが規定トルクで締まっている。そうこれは、デフォルトより、一度もケースを開けていないものでした。ちなみにメーター読みで走行距離19940キロ。まー色々交換時期です。

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初めてのスタントのケースの中。

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プーリーは、とっくにメタルのOIL切れ起こしてそう。これが切れると熱で動きが渋くなるので、要交換です(要望あれば、RMSあたりのOHキットが安いし使ってみたいです)

 

 

 

 

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玉ももちろんアウト。ちなみに重量は1個6g×6で36g。

 

 

 

 

 

 

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ボスなんてほんとに交換して、ここらへんはしっかりとしゃきっとしましょう。

 

 

 

 

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セカンダリーも点検します。ご覧の通り、グリースEが水状態。なので、洗浄して、点検。しっかり速度出して走っていた印象。グリースE補充しました。

 

 

 

面白いなって思ったのがこれ

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バランス取った跡だと思われます。これは良いですね。欲しい・・・(笑)ちなみにBOOSTERのクラッチアウターはこんなバランス取りの痕跡は確かない。

 

 

純正の玉は15×13 6gありましたので、新品交換します。玉にはナスカルブの玉用グリースうすーく塗っておきました。

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あとVベルトは16mmジャストと言った具合。ベルトも交換したいです。

 

 

これで、もう1回ぐるっと走ったら火がオカシイ。止めて下から燃料の負圧ホースかな~って手を突っ込んだら、プラグキャップが外れ掛かっている。

 

ケース割る前に散々走ったから、振動で寿命がきたのでしょうね。プラグキャップの純正品番で検索するも、日本国内に流通一切ないので、形状の近いNGKのプラグキャップを用意します。あとプラグも交換しましょう。BR9HSです。こらだからしっかり長く走らせてみないとわからないことって沢山あるんですよね。

 

 

 

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しかし噛めば噛むほど味の出るフロント周りです。「ステムみせちゃおう!」と思ったのか、「なんでステムを今までのスクーターは見せていなかったのだ?隠すのではない!これからは見せる時代が来る!」と、デザイナーさんがどう思ってこの車体をイメージしていったかはわかりませんが、うん、やっぱり前から見るとずっと見続けて入られる不思議なかっこよさがある。

 

 

だからきっと欧州では未だにDSSC(0~150mのタイムアタックイベント)には多く使われているのでしょうね。あ、ちなみに周回レースで欧州でこれベースで戦っている人、ほとんどいません

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あとは本当にフレームの剛性感の強さとインナーチューブ33Φのフロント周りとシートの大きさと腰の高さ、リヤショックの長さも相まって、まー抜けた前後ショックですが、本当にこのスタントってのは、良いバイクですね。まず長く乗ってても疲れない。ヨレを全く感じさせないし、ちょっとハイグリップタイヤ前後に入れて走らせたいですね。ガレージの裏がワインディングっぽいロードがあってずっとそこで色々体感していましたね~。本当はGOPROで実況しようと思い、昨日からバッテリー充電してたのに、そのバッテリー死亡してたってゆー

 

今度はそれでインプレしたいと思います!

 

 

 

 

ということで次の課題

■プラグキャップ交換(NGK製)

■プラグ交換(BR9HS)

■エンジンマウントのブッシュを付ける(どこかにあるが現在ロスト中)

 

■予算があればRMSの駆動リフレッシュキットで一新したい

■予算があればRショック交換

 

納車前にブレーキフルードを今一度交換(しかし現状ブレーキ絶好調です。握るとニィーーって、レーシーに鳴きます)

 

以上  EUROSCOOT.JP がお伝えしました。