3AAステムシャフトにJOG-RRの三又を加工して装着させる話し
お世話様です。
この度は私事の身体の事情で、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしております。誠に申し訳御座いませんでした。
身体の方は痛みも収まり2回目のMRIも少しづつ経過良好との診断が下されましたが、酒を止めたらですね、寝つきがどうも悪くなってしまいまして、会社でのパフォーマンスが如実に落ちておりまして、上司から「こう言うときは無理せず休んだ方がいいですよ」と、有難い言葉を頂き、25日に診断書を作成して7月1日から、休職しようと思っております。
結局、自分の身体守るのは自分しかいないですので、無理せずに2か月、、3か月いや半年?そんなに休んだら現場はきっと浦島太郎かもしれませんが、それくらい休んでやろうと思っております。
で、今日はホリデーなのですが、参考になりそうなステム打ち換え写真が出てきましたので、興味あるかたはご覧頂ければと思います。
内容は3AAステムにJOGーRRフォークを装着する で!御座います。
まずは3AAステムの溶接個所をサンダーで剥いでいきます。
しかしこれが難癖がありまして、通常の溶接とはちょっと違うかなりしっかりした溶接となっているので
こりゃあラチが開かないね!とコンターで不要箇所を切削していきまして
既にステムシャフトは抜けておりますが、ここまで切って、ステムシャフトの溶接をサンダーで剥がしていくんですね~
しかしながら、大の大人が寄ってたかったって、難儀
しっかりと元の部材が残った状態なので、フライス盤で切削していきます。なんたる手間のかかる作業でしょうか
溶接個所の三又側は、こんな感じになっているので
裏側がサンダーが当たらないんですよ ここまで細切れにしないと えらい時間の掛かる作業です
右がJOG-RRのステムですね JOG-RRの方もステムを抜いて行きます。使いたいのは三又です
JOG-RRのステムシャフトは構造上簡単に抜けました。3AAが非常に難儀する構造なだけです
3AAのステム箇所の溶接部分を丁寧に馴らしていっているSくん。仕事がとても丁寧です。頑張ってくれています。
ここでようやく溶接作業が始まります。明るい時間に作業開始していおりましたが、すっかり日も暮れています。仲間に感謝ですね!私は見てるだけです
走り屋時代の後輩Sくんは溶接のエキスパートです。仕上げまでしっかりやってくれております。
素晴らしい出来です。これで価格はプライスレス
それでは完成したNEWフォークを3AAフレームに合わせて見ましょうねって、わざわざフレームまで用意している、念の入れようの私です。
するとどうでしょう。更なる難関です。3AAにJOG-RRのステムシャフトと合わせると、数ミリの誤差でハンドルロック穴が合わないということが発覚します。またもやフライス盤でハンドルロック穴を広げていきます。作業するのは、いつも困ったら頼りにしている岩槻の同級生Sくん。約20年ぶりに再会した人。とにかく色々凄い人。でも昔は同じ走り屋スポットで走った仲。
ありがたいことに、仲間たちのアイディアの中で、無事NEWフォークが完成致しました。
既に2年以上前に行った案件でしたが、たまたまデータを掘り出したで、アップロード致します。
JOG-RステムASSYは程度良好の物をドイツから輸入、あとの3AAパーツは有りものを利用しております。
作業工賃は確かジュース代くらいでしたが、これ、全てを価格に換算するとえらいこっちゃな話しですが
要は、スクーターにここまで情熱を掛けれる大人たちがいて、また快く協力してくれる仲間たちがいて、俺は幸せじゃい~!!って話しでした チャンチャン!