PHVB22の特性
全国のスクーターファンの皆様、こんにちわ
VG5SAです。
今日は午後からストリート仕様BWSの夏向けキャブセッティングです。
キャブレターはもちろんデロルト PHVB22CDです。
よく耳にするとは思いますが、やはり私もこのキャブレターのセッティングで難儀しております。
体感でいうと、MJがかなり中回転より下までオーバーラップしている印象です。
低中速域のアクセル開度でバチっと合わせてあります。
すると、アクセル全開でちょとガスが薄いような「モー」っと失速する感じ。ちょっとアクセル戻していい感じになる。よくありますよね。このアクセル全開域でのセットがどうもうまくいかないんです。
横向きの直キャブで速度が高くなると、整流がうまく流れないだろうなとは感じます。そりゃあそうですよね。
でも、このちょっと戻さなくても、全開でグイグイ伸びていく感じをもちろん理想として、MJの番手を濃くしていくと、ぼやけた感じは薄れてくるんですけど、何故かかなり濃い目になっているようで、それこそさっきなんて、プラグベチョベチョになって、久しぶりにノーマルプラグ被らせちゃいました。
プラグの番手で2キロ程全開走行して、全開時からすぐにキーをOFF。それでプラグの焼けをチェックしています。
ベストなアクセル全開時のおおよそのプラグの焼けだと、どうしても「アクセル全開よりも、ちょっと戻しの方が伸びる」この現象がどーしても取れない。
ちなみにこの現象、3年間粘ってますが、解消されません・・・
悪いキャブじゃないと思いますよ。でも、まー厳密にいえば、スロットルバルブもボディ本体もきっとかなりのヤレが出ていて、パーフェクトな状態ではないでしょうから、まずはそこからなんでしょうけどね~
でも難儀してますよ
そもそもこのキャブレターを今まで使っていた利点としては、
■ノーマルエアクリーナーがポンで付く事
■キャブレターの角度が傾いても、めったにオーバーフローしない。
■上記運用時でも、息付きもしない(2キロウイリーしても息付きしない)
と、まあこんな感じです。
そーいえば、ノーマルエアクリーナー装着時は、こんな症状なかったですから
そもそも直キャブで全域でセッティングを決まらせるのは、無理なのかもしれません。
デイトナ社製のPHVBでもある通り、きっと「ノーマルエアクリーナーを装着する事をコンセプトに作られたキャブ」なのか?わかりませんが、そろそろ卒業しようかなとも思っております。
そこで次の候補はPE24かPWK28
街でPWK使ったら絶対エキサイティングで楽しそうだから
たぶんPWKで逝きます
ストックでOKOのPWKタイプのい30パイってのがあるので
それで128マニで試してみるとしましょうかね
デロルトPHVBは3台目のスタント用BWSに、ノーマルエアクリーナー仕様として、復活させるのも良いかもしれません。
日が落ちたら、もう数本トライするつもりです。
これでガスを濃くする為にMJの番手を上げていくと、