POLINI 2G EVOLUTION3 クラッチ minarelli 107mm
勉強します・・・・
それで昨日の試乗でクラッチミートをもっと高めたくて、いまこの車体にはPOLINI EVOLUTION3の2Gクラッチが入っているのですが、デフォルトのクラッチスプリング(黄色)で、ミートがおおよそ6000rpm。
付属の更に強化スプリング(青色)があるので、雨降る前にちょっと入れてみましょうかね?って
このクラッチスプリングを取り外すには小さなナットを緩めるのですが、なんと手持ちの8mmのスパナよりも小さい!
不覚にも8mmより小さいスパナが無いとゆー
ってことで、ライコ行って無くてドイトでようやくありまして、6mmだろと目視で6mmのみ購入するつもりでしたが、二度手間も嫌なので
両方買って戻ったら、なんと7mm!
ですが、このPOLINIのクラッチはクラッチスプリングの土台の片側がシューと完全に分離されたベースプレートでのストッパーの役割を果たしているので、取り外しも楽だし、強いスプリングを入れて反力を付けても、シューが歪みません。
青色のクラッチスプリングに交換しました。このナットを締めれば締める程、バネ加重が掛かってミートが遅くなる(クラッチミートのポイントが高回転になる)、この調整もむちゃくちゃ便利で、今まで無かったんじゃないですかね
このクラッチ交換してから、距離でおおよそ10キロ走っていませんが、とても好感触を得たのはシューの素材
まず喰い付きがそーとー良いみたいで、結構減りが早い印象ですが、裏を返せば「レースユース向けでライフこそ短いが喰い付きは抜群」と私は捉えています。実際の初期段階での喰い付きは抜群で、いままでどのクラッチでも経験した事がないくらい。
というのもシューをご覧になってわかるとおり、しっかりと全周当たりが出てますよね(左側は傾斜になっているのでそもそも当たらない)。これも凄い事で、なんで?っていったら、その形状なんですよね~
ご覧になって下さい。スプリングフックの右側はベースプレートとシューで共締めになっている?シュー自体に引っ掛けるのですが、それでも右側は軸がしっかりとしているので、歪むことはありません。しかしながら左側のフックは均一ではないバランスの悪い片側にだけ強烈なバネ加重を掛けてしまうと(スプリングは一番硬い黒)
こうなっちゃうんです。
これじゃ芯円もへったくれもありません。実際このガタツキ具合で当たりを出すのは至難の技のような気もします。もっともこれを工夫してガタツキ(歪み)を無くす方法はあるのでしょうが、高い技術力も必要ですし、何せデフォルトの状態ではどーしよも出来ない。
そこでPOLINIの2枚クラッチですよ
どれだけ硬くバネレートを掛けても、MALOSSSIのように歪むことはありません。あとは耐久性となりますが、気になる点があるとすれば、ナット軸のシャフトのクラッチ側の耐久性くらいで、非常にシンプルで良く出来ている印象です。
デフォルトと同じテンションで走行しましたが、ミートはさほど変わりませんでしたので、ナットをもっと締める事でミートをもっと高回転型にすれば、メーカー公表値の8000~9000ミートも可能と・・・
と思ってまた調べてましたらどーやら黄色の方が硬いようで、確かに良く見れば黄色の方がバネの太さがありますね~ってことで、デフォルトで既に硬いのインストールされているやる気具合凄いね!とでも申しておきましょう!←(だから青入れてちょっとだけバネレート効かせたつもりだったのに変わらなかったのはそうせいのようですテレ)
最近暇さえあれば、POLINIカップのビックエボクラス見てるんですけど、POLINIレーシングと、TRT2FASTやR&Dイタリー(STAGE6レースパーツの開発部門)の三つ巴が激戦を繰り返していて、こんなに本気でやってるんだから、そりゃあ本気の進化系の良いパーツがゴロゴロ開発されるわな!と、私は痛感しますね~
世界の2ストロークスクーターシーンは、ほんと過激で好き♪
Polini Italian Cup 2017 - Scooter 100 BIG EVO - Pomposa
みんな上手いですが、POLINIのワークスライダーはヤバイですね TRTのライダーも一歩も引かないでかっこいい
10インチのタイヤで25馬力を越えるエンジンで、この軽量車体で良くやりますよね
あー俺もレース出たい!!!!!
EURSCOOT.JP